GYAFUN
コン、コン。 扉をノックする音。
「どうぞ!」
「先生、こんにちは。」
「やあ、君か。 ちょうど良い所に来てくれた。」
「何ですか?」
「この紙に書いてあるローマ字を読んでくれ。」
紙には、『GYAFUN』の文字。
「『 ギャ、 フ、 ン 』、ですか?」
「よし!」とガッツポーズ。
「何か?」
「いや、初めて人に『ギャフン』と言わせたことに喜びを感じているんだよ。
なかなか、『ギャフン』と言ってくれる人がいないから、
どうやって言わせるか考えていたんだ。」
「そんな、くだらないことを考えていたんですか?」
「もっとも、『ギャフン』は、言い負かされて言葉もでない様子ともいうから、
『ギャフン』と言うこと事態、おかしいかもしれないけど。」
「私が、いい、かもにされたってことですね」
「ちなみに、もし、君が『ジー、ワイ、エー、エフ、ユー、エヌ』って読んだら、
僕が、『ギャフン』と言おうと思っていた。」
「もう好きにしてください。」と、ため息。
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